煉りきり☆創作和菓子の楽しさ

今日は、一般向けの和菓子の勉強会に行ってきました。
1600名余りの応募から1000名を選ぶ抽選に当たったのです!
前半の和菓子よもやま話のあと、いよいよ煉りきりの実習〜
プロ向けの月刊誌で何度もお名前を見た事のある先生の手つきを
1mという至近距離で見る事ができました。素晴らしい!の一言に尽きます。
そのままのリアルな姿形ではなく、ちょっと遊び心を入れて抽象的に表現された、
菓銘☆青梅、朝顔、濡れ燕、
画像がupできなくて残念ですが、どうぞ想像してみてください♪♪♪
帰宅が遅くなったので、泣く泣く試食は明日にしました☆
煉りきりは視覚の美しさも大切ですが、何と言っても餡!が大事。
口に入れた時の食感、甘味、豆の味、が絶妙なバランスの煉りきりは、
手の中に隠れてしまうほど小さなものなのに、それ一つで幸せな気持ちになります。

煉りきり餡の固さ加減は、美味しさを優先するか、
細工のし易さをとるか、そのバランスにいつも悩みながら餡を作ります。
柔らか過ぎると包みづらいだけでなく、食感もねっとりしすぎたり・・・
今日の餡は包餡(中餡を包む事)し易く、
つやつや&滑らかで美味しそうだったので、明日の試食もとっても楽しみです。
3種6個の実習、餡も勉強になりましたが、
あ〜楽しかった〜〜〜!が一番の感想です♪
  


  • 2012年06月16日 Posted by tamatebako at 23:21上生菓子

    小豆☆あずき

    小豆は赤だけではないこと、みなさんご存知でしたか?
    赤の他に、白、そして黒があるんです
    今日は、黒小豆のお話を少し
    7年前の父の葬儀の時に初めて、黒小豆に出会いました
    自宅用として少しだけ作っている農家さんから分けてもらい、
    この黒小豆を入れた仏事用のおこわを 葬儀のお料理に添えていたのです。
    黒小豆なのに地元の人は何故か、赤飯、と言っていました。
    仏事だから黒小豆を使う→両親の郷里ではずっとそういう風習だったそうです。
    小さな小さな黒豆のようですが、もしかしたらささげ?に近い品種なのかもしれません。
    黒小豆を餡にして和菓子が作れるかしら?
    実現するかわかりませんが、いとこに頼んで探してもらう価値あり!です☆

    小豆のことを書いたので最後に少しだけ〜
    教室で使う餡のことは、未だにいくつかの選択肢を検討中です
    すべて自家製にするか、製餡されたものを使うかはもう少し時間をかけたいと思います
    選択肢の一つ、国産の有機栽培の小豆を使った製餡所に
    昨年から相談しているのですが、少量の取引はどうしても難しいようです、
    ここの餡はワイルド!なので、餅菓子系にはピッタリなのに、残念

    数年前、某こだわり豆腐のアンテナショップ デパ地下オープンを
    お手伝いした時、ご縁のあった大豆のスペシャリストにも
    小豆の生産者さんについて聞いてみようと思っています
    安心安全+美味しい小豆を見つけたいです
    粒あんの炊き方は、ご希望あればレッスンに入れたいと思っているので♪

    とは言え、餡以外の材料も含め、生徒さんがお家でも気軽に作れるように、
    手に入りやすい材料を使いたいという思いもあり、
    個人向けに通販してくれる製菓材料店の餡もいくつかお試し中です。


      


  • 2012年06月16日 Posted by tamatebako at 00:12豆まめまめ